熊本地震の被災地における未病治セルフケアについて(「養生法の探求」より)

熊本地震の被災地における未病治セルフケアについて
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このたび熊本地震で被災された皆様が一刻も早く、

もとの生活に戻れますようにお祈り申し上げます。

さて、只今、避難所や車中泊などにおける窮屈な姿勢や運動不足などを原因とする

心筋梗塞やエコノミークラス症候群が多発する傾向が危惧されております。

よって、これらの血流傷害を未然に防ぐセルフケアの方法を幾つか挙げておきます。

東洋医学では心臓と関係があるとされるのが手の小指です。

手の小指の爪をはさむように、揉むことで心臓の違和感が予防できます。

また腕全体は肺と心臓の血流と関係があります。

腕をよく振り回し、動かすことで心肺の血流を促進できます。

手指のグーパーを繰り返すだけでも手の血流は良くなります。

さらに、肩や首などを回し、全身をひねるようなストレッチをすることも良いです。

また足のフクロハギや、太ももをよく揉むことは下肢の血流をアップします。

青竹踏みの要領で、段差などを利用して足裏を刺激することは

全身の血流を促進できます。

皮膚や血管は押されることで、一酸化窒素という分子ガスを合成分泌します。

この一酸化窒素という分子ガスには血管を拡張する作用があります。

どこを押しても揉んでも一酸化窒素はそこの血管壁で合成分泌されます。

セルフケア、家族のケア、お知り合いのケアに、

是非ともセルフ指圧、セルフマッサージ、セルフ按摩を励行してください。

触れあうことでオキシトシンというホルモンが分泌されます。

ストレス、不安感の軽減に効くホルモンです。

このオキシトシンの分泌に連動してβエンドルフィンというホルモンが分泌されます。

βエンドルフィンは痛みの緩和に効く鎮痛ホルモンです。

皆様の血流が改善され、これらホルモンが効を奏することをお祈りしております。



※ 本記事は緊急の要請に基づき急遽作成いたしました。

ブログ読者、有志の皆様におかれましては本記事の拡散にご協力頂きますれば

幸いに存じます。

宜しくお願い申し上げます。

『養生法の探求』

この記事へのコメント

  • 今村光臣(養生法の探求)


    絶食青年さん

    本記事をシェアし、拡散頂きましてまことにありがとうございました。

    この一酸化窒素を合成分泌する遺伝子の起源がどこまで遡れるのか?

    今後の極めたい領域です。

    予想ではバクテリアが誕生した原生代の38億年前頃まで遡れるのでは?

    と現時点では推測しています。

    アーキア(古細菌)たちは、今でも地下3000メートルの地球のコアから立ち上がる放射能のムンムンする高温高圧環境下で、

    アーキア・キングダムのユートピアを満喫しています。

    アーキアやバクテリアのなかには、放射性同位元素に走行性を示す種すらあります。

    事故後30年を経たチェルノブイリ原発の貯水槽は、黒色のバクテリアがびっしりと繁殖しています。

    メラニン色素もまた放射線や紫外線から我が身を守る分子です。

    一酸化窒素になぜ耐放射能性のチカラがあるのか?

    恐らくは放射能環境下でも平気で生きることを可能にするために備わった分子が一酸化窒素だったのでは?

    そんなこんなを夢想していると意識は原生代の荒々しい原始地球へとタイムスリップします(笑)
    2016年04月27日 19:27
  • 絶食青年

    今村光臣さま


    ご紹介いただいた本2冊を読みました。


    LPSは、天然のワクチンなのですね。

    >TLRへの刺激によって樹状細胞から放出されるIL-12は、T細胞の活性化や増殖を促し、ガン細胞攻撃に重要な役割を果たすことがわかっています。「新しい自然免疫学」p.144

    さとうきび酢は単体でがん抑制作用が認められています(吉元他 1998)が、2冊を組み合わせて読むと、酢酸菌のLPSが作用していると容易に仮説できます。

    >LPSのプライミング能力は1000〜1万倍

    LPSがマクロファージを直接活性化させるのに対し、乳酸菌は「フローラ」において活躍するのでしょうか。
    つまり、発酵VS腐敗 / 善玉菌VS悪玉菌で、悪玉菌に対し優勢となり腸内環境を整えることで、悪玉菌により腸内マクロファージが弱められるのを防ぐ

    乳酸菌が腸内免疫全体の地力を支え、LPSは前衛で免疫の攻撃力を上げる、そんな印象です。

    >NO(とその始原)

    …そこに入る前に、ミトコンドリアについて私は学ばねばなりません(^^;)

    ずーっと先を行っている今村さまを、後ろからウォッチしている構図です(笑)。


    返信遅くなりすみませんでした。

    絶食青年

    参考:サトウキビ酢の抗変異原活性
    http://www.naro.affrc.go.jp/org/nfri/seika/seikah10/h10_seika_p14.html
    (最終アクセス:2016/5/17)
    2016年05月17日 03:16
  • 今村光臣(養生法の探求)

    絶食青年さん

    拙コメントにお返事頂きましてありがとうございます。

    そうですね。LPSは天然のワクチンと言えます。

    丸山ワクチンが結核菌のリポ多糖(LPS)を応用したものですから、

    酢酸菌やパントエア菌などのLPSがガンワクチン的な効果を発揮しても、それは不思議ではありませんね。

    ミトコンドリアに関しては、自分も継続して解読を試みてきました。

    最新トピックとしては、これまでは注目されていなかった経路である乳酸→ミトコンドリアのメカニズムに今、注目しているところです。

    いわゆる細胞質に解糖系の産物として発生する乳酸という分子は、これまでは筋肉疲労の原因分子や凝りの原因分子、というゴミのような位置づけでした。

    これが旧来の乳酸に対する生理学の通説として固定化していました。

    この乳酸に実はミトコンドリアを増強する作用がエビデンスを伴って発見されています。

    例えば短距離走を全力で走った後に速筋で発生した乳酸は、乳酸トランスポータータンパク質のチカラを借りて、

    速筋から遅筋や心筋へと血行性に運ばれて、乳酸トランスポータータンパク質のチカラでそれらの筋肉内のミトコンドリアへと取りこまれます。

    遅筋や心筋は速筋よりもミトコンドリアが多く存在するので、こちらに速筋で作られた乳酸が運ばれて

    ミトコンドリアの栄養源となりミトコンドリアを活性化するという仕組みです。

    速筋を使った後に疲労感があるのは、脳からの指令で疲労感を得ることで、身体を休めさせて、乳酸の配給を促進する機序では、と推測できます。

    ようは乳酸はミトコンドリアのエネルギー源なのです。

    持久走のようなトレーニングにおいて、乳酸を摂取することでスタミナの持ちが良くなり疲れにくくなる、とのエビデンスもマウス実験などで立証されています。

    乳酸菌の産生する乳酸も、もちろんミトコンドリアを活性化します。

    LPSもかつては単なる毒物という認識だった。細胞で発生する乳酸もこれまでは単なる燃えカス、ゴミ、老廃物という認識しかなかった。

    こうした害毒分子としての価値しか与えられていなかった分子が、ある時を境に、ヒールからヒーローへと変貌する。

    まったくもって生理学はミラクルな驚きに満ちています。
    2016年05月18日 04:13